為替は一部の要素でしかありません

それなりの立場にいる政治家やニュース番組で、簡単に「円安」といわないでほしい。
昨年から円は「円安傾向」にあることは事実です。週末の海外市場では、93円/USドルに迫る水準となりました。
最近のニュース報道などで、「円安になると輸入価格が上昇する・・・」など、不安をあおるような報道も聞かれますが、よく考えてもらいたい、93円/$というのは「円安」ですか?
「先月に比べて円安」、「昨年に比べて円安」というのはいいですが、93円/$という水準が、国民生活に不都合を与える円安水準ではないと私は思います。
93円/$の水準は、テレビが地デジに全面切り替えとなった2010年半ば頃の水準に戻っただけです。そのころ円安で国民生活に影響があったでしょうか?
さらにその前の2009年は90円台半ば、2008年は100円台でした。為替は一部の要素でしかありませんが、この頃の方が、経済は元気だったのでは?

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